FMシンセを使おう
FMシンセを使おう
海外のトランス・プログレシッブハウス・エレクトロハウスで使われるような
カッコイイ、FMシンセの音色について、どのシンセが使えるか紹介していきます。
FMシンセはかつてDX7で一世を風靡しました、しかし、日本の音楽クリエイターは
それほど上手に使いこなせていなかったのです。
ところが
天才サウンドデザイナーでもあるハスキーや海外のサウンドデザイナー(主にN.I)によって
新しくカッコイイサウンドが大きく追求されました。
そのサウンドが大きく変遷したのはFM7の自由度の高いマトリックスが
大きく影響を与えました。
(いわゆる3OPのタワーが二つというものです)
そしてFM8は現在でも定番として君臨し続けている傑作ソフトシンセになりました。
さらに新しいFMサウンドは、SynthMaster、BLUE、OPSIXなどに受け継がれています。
最近のFMシンセはプリセットがかなり充実しています。ここには、それらを載せていきます。
FMシンセ
・Roland System-8
RolandFMとも言える独自のFMシンセシス・オシレーターを、サブトラクティブシンセに加えて
あわせもっている傑作シンセです。
バリエーションを選び「Color」ツマミを回すだけで、FMシンセシスを手軽に行い、
フィルターでサウンドを作り込む事ができます。 (SYSTEM-1にもシンプルなFM OSCがあり)
・NATIVE INSTRUMENTS MASSIVE X
PMと書かれていますが、フェイズモジュレーションでありFMシンセシスです。
その他ウェーブテーブルやサウンドを明るくする様々な機能が豊富に揃っているパワフルなシンセ!
・NATIVE INSTRUMENTS FM8
古典的FMシンセ、永遠の定番です。
エキスパートモードにて6OPを自在に組み合わせて音作りも可能。DX7+αです。
元になったDX7から、使用できる波形が増えている。
イージーモードで簡単にプリセットを扱うこともできるも人気の一つです。
・NATIVE INSTRUMENTS ROUNDS
シンプルなFMシンセと、同様のサブトラクティブシンセをリズミカルに交錯させ使える。
ROUNDS型と呼べる動的シンセ
・KV331 Audio SynthMaster
モダン・FMシンセです。 オシレーターを6OPのように使うことも可能。FM8とはまた違うFMサウンドです。
DX7ⅡFDのようなDX7二台分の使い方もできます。
・Tone2 Nemesis
モダン・FMシンセです。4OPのFMシンセに加え、新しい未知数の実力を秘めています。
・KORG OPSIX
新しいFMシンセです。そのハードの構想から6つあるツマミを回しFMシンセシスを
手軽に行えるように作られている。ランダマイズ機能も持っており、サイコロのように
ボタンを押すだけでも使えます。
・Rob Papen BLUE
FMシンセです。6OPのFMシンセだけでなく、クロスフュージョン・バーチャル・シンセサイザーとして
サブトラクティブ、フェーズ・ディストーション、ウェーブ・シェービングなども使用可能。
新しい可能性を秘めています。
・Reason Studios Algoritm(Rack Extension)
なんと9OPの新しいFMシンセです!シェイパー、フィルターをも備え、
自由自在にFMシンセシスできます!さらに人気のランダマイズ機能すらもっています。
・PX7 FM Synthesizer(Rack Extension)
古典的FMシンセ、DX7相当です。
・Image Line Sytrus
6OPのFMシンセ+α。FMだけでなくRMもできます。
・Image Line DX10
シンプルなFMシンセです。探せば、GUIのシンプルなMaxim Digital Audio DX10も見つかるかも?
最初の一歩に。
・DiscoDSP Phantom
4OPのFMシンセです。古典的なFMシンセに、さらに機能が追加されています。
DX27 / DX21 / DX100 / TX81に相当します。
・Lin Plug Octopus
8オシレーターのFMシンセ+αです。
・Digital Suburban Dexed
無償のFMシンセです。DX7風マルチプラットフォーム&フォーマットシンセ
・ToneBytes FM-Four
4OPのFMシンセです。古典的なFMシンセに、さらに機能が追加されています。なんと無償です。
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- 最終更新:2021-03-17 16:11:28