DAW用語集

DAW用語集


【ア】
・AS(エーエス)
オーディオシンセサイザーの略。

・AD/DA(エーディーディーエー)
''ADはアナログ→デジタル変換、DAはデジタル→アナログ変換の略。録音や再生時に、A I/Fを経由しアナログデジタルの変換を行う部分。

・ASIO(アジオ)
Steinbergが開発したVSTのドライバーの規格

・FM(エフエム)
周波数変調(Frequency Modulation)。正弦波(サイン波)などを正弦波などで超高速変調させると倍音が生じる。
 
・FMシンセサイザー
FMを使ってシンセサイズする方式のシンセサイザー。複雑な倍音を生み出すことが出来る。 主にDX7やFM7に代表される6オペレーター方式が有名で、4オペレーター方式のサウンドカードやNordLead3などもある。サブトラクティブシンセのFMは2オペレーターFM機能という事になる。

・XG(エックスジー)
YAMAMAが提唱したMIDIの規格。GM規格より豊富な音色を扱える。YAMAHA版GS。 そのため、ソフト音源SYXG-50で作りこんだXGフォーマットのMIDIスコアはVSC-88とはほぼ互換性が無い。 VSC-88で確実に共通に鳴るMIDIフォーマットはGMである。

・SSW(エスエスダブリュー)
DAW、シンガーソングライターの略。

・S-YXG50
YAMAHAがかつて無償で配布していたMU50相当のスタンドアロンのソフト音源。
WinXPでは無償でインストールもできたが、Win7などで使うのはかなりのコツを要する。
どうしても聴きたいということであれば、ハード音源を入手するほうがいいかもしれません。

・A I/F(オーディオアイエフ)
オーディオインターフェイスの略'

・オーディオシンセサイザー
オーディオをシンセサイズする方式のシンセサイザー。もともとはアーケードゲームの基盤の音源部分の呼び名。

・Audio Units(オーディオユニット)
AppleがMac OS Xから提唱したプラグインの規格。Apple版VSTともいえるもの。

【カ】
・グラニューラシンセシス
NATIVE INSTRUMENTSが提唱した新しいシンセサイズ方式。他にバリフレーズ、オーディオワープなどとも呼ばれている。

・キキキキキ、キスなんて100年早いわよ!
釘宮病。完全に拒絶されているのに、好意をもたれていると脳内でツンデレだと誤変換する深刻な症状。

【サ】
・サウンドデザイナー
シンセサイザー、ASの音色を作る人

・サウンドデザイン
シンセサイザー、ASの音色を1から作ること

・サブトラクティブシンセサイザー
減算式(subtractive)のシンセサイザー。モデリング、電気式ともに共通の方式。フィルターで倍音を削る(引き算)ことからそう呼ばれている。

・GS(ジーエス)
Rolandが提唱したMIDIの規格。GM規格より豊富な音色を扱える。YAMAHAのXG音源はGSフォーマットを若干互換するが、基本的に互換性は無い。

・シーケンサー
DAW以前のMIDIプログラミングで電子機器を動かすためのソフト。現代のDAWのほとんどはシーケンサーソフトを前身として、シーケンサー機能を内包している。 またYAMAHA QX3のようにハード機器もあり、現在でも、ASに内蔵され、手軽なスケッチ機能として活用されている。

・CPU
パソコンの演算装置。マイクロプロセッサと同意語であり。パソコンでは主に汎用のCPUが使われる。汎用であるため専用のDSPより処理は低速であるが、近年のCPU速度の高速化により、多くの場合CPUパワーのみで乗り切ることができるようになった。

・システムエクスクルシーブ
主にSC-88やMU50などで使われた、音源の音色やエフェクターの細かい設定をするためのデータ。DAWのリストエディタなどに入力して送信するのが一般的。

・シンセサイザープログラミング
ソフトシンセをコンピューター言語でプログラミングすること。

・スーパーソウ
スーパーソウはRolandが開発したJP-8000についていたSUPER SAWというオシレーターそのものが音色の名称に。 SAW波形を7つ重ね微妙にデチューンさせることでその効果を生み出す。

・SMF
スタンダートミディファイル。MIDIファイルの標準形式。

【タ】
・DirectX
Sonar(cakeWalk)が採用したプラグインの規格。もともとはOSからマイクロソフトが開発したダイレクトにハードウェアを扱うためのライブラリのこと。

・チャンネルスットリップ
大型ミキサー(コンソール)に備わっている、1パートのEQ、コンプを取り出したエフェクター。

・DAW(ディーエーダブリュー)
Digital Audio Workstation(デジタル オーディオ ワークステーション)の略 詳細

また広義の意味で、主にDAWとソフトシンセ(マルチ音源)を使った、音楽制作の形式としても使われます。
しかし、旧DTM(死語)のように、机の上を限定した造語ではなく、音楽制作とライブパフォーマンスを含む
カッコイイ、アクティブな形式です。

「DAWやっている」といえば、マイスタジオで音楽を作りながら、ライブをする人を主にさします。

・DAW mini(ディーエーダブリューミニ)
パソコンより簡単に動くiPad、iPhoneを使ったDAWの学習用機材を示した新語。→旧DTM(死語)

・DAWプログラミング
DAWでのMIDIプログラミング、オートメーション、ソフトシンセの設定、エフェクトの設定、オーディオの編集、etcまで含めた制作のことをさす。

・DSP
Digital Signal Processor。汎用のパソコンのCPUとは違い、エフェクトやシンセなどのために設計された専用CPUである。そのため処理が高速に行える。

・中2病
自分はやれば出来ると思い込む、中学二年生ぐらいがかかる病気。大人になっても治らないことも。

【ハ】
・HI CUT(ハイカット)
4バンドイコライザーなどについている。設定された周波数以上をカットする。ローパスフィルターと同じもの。

・ピーアールオー病
出来もしないのに、プロと名前のつく道具を持っただけでプロになれると思い込む病気。

・フリーズ
Emagicが開発した、CPUパワーを節約する機能。同社のLogicに初めて備わった。

・プリアンプ
人間の声などをマイクで録音する時、そのままでは音量が小さいためミキサーに送る前に音量を上げるために必要なアンプ。

・ボコーダー
複数のフィルターを用いて音声とシンセサイザーの波形を合成させるシンセとエフェクターの中間のような機器。ケロケロボイスジェネレーターとはまったく別物である。

*ケロケロボイスジェネレーターをボコーダーと呼称するのは完全な間違い。

【マ】
・MTR(エムティーアール)
マルチトラックレコーダーの略

・マルチトラックレコーダー
主に、ハードウェアのマルチトラックレコーダーをさす。音をハードディスクやflashメモリーなどに録音していく。
持ち運びに便利、ノイズが低いという利点がある。

・マルチティンバー
マルチ音源を16パートなど、各パートに分けて演奏させること。

・MIDI(ミディ)
musical instrument digital interface。演奏データを使って電子楽器を動かすための共通の規格。

・MIDIスコア
DAWであつかう電子楽器の演奏データ。各DAWでオーディオ、オートメーションなどを含んだ、それぞれのデータフォーマットととして保存する。 正確には、SMFなどで書き出したデータがMIDIスコアである。

・MIDIプログラミング
MIDIトラック(インストゥルメンタルトラック)に鍵盤などからデータを入力すること。打ち込みと同意語。

・モニター
音楽制作用スピーカーの呼び方。 普通の音楽スピーカーよりも音がフラットに色がついていない状態で再生されるので正確な音像をつかむのに使われる。

【ラ】
・レイテンシー
主に、鍵盤からソフトシンセを弾いた時の発音の遅れ。速ければ速いほど良い。ハードシンセでも複雑な処理をするシンセでは若干遅れている。

・LOW CUT(ローカット)
4バンドイコライザーなどについている。設定された周波数以下をカットする。ハイパスフィルターと同じもの。

・RAM(ラム)
ランダムアクセスメモリー。主にアプリケーションが使用し、データを一時的に記憶する機器。DAWでは、MIDIスコアの情報や、ASの波形などがRAMで一時的に処理される。そのためあればある程良い。 揮発性なので、データーはきちんとハードディスクなどに保存しなくてはいけない。

(C) このページの文章はすべてEOS (イーオーエス)が著作権を保有します。

  • 最終更新:2013-06-04 08:48:02

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