波形編集入門

波形編集入門


 DAWは。DAWクリエイターのみならず、ギタリスト、ドラマー、ボーカリスト、etcといろいろな人達が積極的に活用する事が出来きるはずです。

録音した自分の演奏、歌のデーターを自分で編集したり、エフェクトをかけたり等。

そこでDAWのMTR部分の波形編集について紹介していきます。

・波形カット
audiocut.gif
基本中の基本のDAWのハサミツールで録音したオーディオデータを切ります。

・スイッチング
オーディオデーターを2パート以上に分けて録音し、波形カットやミュートを使って
良いテイクをつなぎ合わせる手法です。

元々は、テープレコーダーでテープをはさみで切って、つないでいたことを、
現代はデジタルで同じ事を行っています。
日本人は細かい事が得意ですが、海外ではあまり行わず、一回で録音する事を前提としていますよね。

・ノーマライズ
audionormal.gif
波形のピークを最大値=0dB(デシベル)まで引き上げます。

・ゲイン
波形の音量を、1dB、2dB、3dBと引き上げたり、逆に下げる事も出来ます。

・無音化(サイレンス/イレース)
波形の特定の部分を、完全に無音化します。

・リバース
波形を逆再生します。

その昔、テープレコーダーで録音した音を、逆回転させると変わった音が出る事が
発見されました。それを現代のデジタル技術で再現しています。

・波形ループ
同じ波形を必要な分だけ配置します。

・フェードイン/フェードアウト
フェードインは、波形の始まりが徐々に大きくなって再生されます。
フェードアウトは、波形の終わりが徐々に小さくなって再生されます。

・タイムストレッチ
波形の長さを伸縮させます。基本的に元の波形から長く/短くすればするほど音質が悪くなりますので注意

・ピッチチェンジ
波形の音程を変更します。音程を変えても波形の長さが変わらないアルゴリズムを選択するべきです。
基本的に元の波形から高く/低くすればするほど音質が悪くなりますので注意

・タイミング補正
audiotime.gif
波形カットした波形の開始時間を調整する事によって、リズム感をよりよくする事が出来ます。
昔、テープではなかなか難しかったのですが、ハードディスクレコーディング機能を備えた
シンクラビアの登場によって、より細かな補正が行えるようになりました。

・ピッチ補正
メロダインを代表とする、視覚的なピッチ補正です。調を設定し、タイムストレッチ/ピッチチェンジを
組み合わせた操作で、細かな補正が行えます。 やはり、あまり頼り過ぎないことが重要です。

・お絵かきコンプ
audiodraw.gif
オートメーションあるいはピッチエンベロープを使った手動コンプレッション。大きすぎる波形を、フェーダー操作の要領で均一にすることが出来ます。

・ボリュームディレイ
同じ波形を必要な分だけ配置し、一つずつボリュームを下げていくと
ディレイのように聴こえます。MIDIスコアのワントラックディレイと同じ方法です。

(C) このページの文章はすべてEOS (イーオーエス)が著作権を保有します。

  • 最終更新:2012-02-28 02:14:07

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