シンセサイザー演奏入門
シンセサイザー演奏入門
ソフトシンセ、AS、シンセサイザーの演奏、使い方についてです。
ソフトシンセは演奏できる
ソフトシンセは鍵盤をA I/F、パソコンにつないであげる事で演奏する事が出来ます。
DAWを立ち上げなくてもスタンドアローンで動作するソフトシンセが多いです。
スタンドアローンではないソフトシンセは、DAW上に立ち上げる事で演奏する事が可能です。
基本操作
・音色を選ぶ
たくさんある音色から音色を選択します基本中の基本です。
ロータリーエンコーダーやボタンを使って選択します。
最初は、たくさんありすぎて、霧の中をさまよっている気になりますが、
音色を使っているうちにいつか納得できるようになります。カテゴリー表記を
目印に探すと分かりやすいと思います。
また、各音色を上手に扱うには、個々の音色に対しての奏法を理解する事が必要です。
カテゴリー表記例
Piano | ピアノ音色 |
EP | エレクトリックピアノ音色 |
CP | クロマティックパーカッション。ベル系の音色 |
MALLET | マリンバなどの音色 |
Or | オルガン音色 |
Ba | ベース音色 |
Gt | ギター音色 |
St | ストリングス音色 |
Br | ブラス音色 |
Rd | 木管楽器の音色 |
LD | シンセリード音色 |
Pad | 和音を使いアンサンブルを包み込むのに使う音色 |
FX | エフェクティブなシンセ音色 |
SE | サウンドエフェクト |
Dr | ドラム音色 |
・鍵盤を演奏する
鍵盤をピアノと同じ要領で演奏します、ただし、AS、シンセサイザーの鍵盤は
やわらかいタッチの鍵盤が基本です。そのためピアノの重い鍵盤に慣れた人は
慣れるまで若干のコツを要すると思います。
また、ピアノ以外の、オルガンなどの他の音色には、それぞれ奏法が
ありますので、それをマスターする事が大事です。
・各種コントローラーを活用する
ソフトシンセ、AS、シンセサイザーは各種コントローラーを駆使してこそ真価を発揮します。
ピアノ音色ならサスティンペダル、オルガンならボリュームペダルが必須です。
・ポルタメント
シンセサイザーには音と音の間を滑らかにつなげるポルタメント機能がついています。
そのため発音数をポリではなくモノで使ったときに、レガートで演奏すると、滑らかなリード音色を鳴らす事が出来ます。
基本はYAMAHA系のホイール型のピッチベンド&モジュレーションです。
機能が二つのホイールに分かれているので扱いやすいと思います。
多くのメーカーがホイール型を採用しています。
次に、Roland系のジョイスティック型のピッチベンド&モジュレーションです。
一つのコントローラーの操作方向でピッチベンド&モジュレーション機能を使い分けます。
慣れるのに少しコツを要すると思いますが、こちらもかなりポピュラーです。
・内臓エフェクターを駆使する
ソフトシンセ、AS、シンセサイザーに内蔵されているエフェクターは演奏する際に
とても活用できます。最近は音色を選んだときに、あらかじめ設定されている場合が
ほとんどですが、場合によっては、少しエフェクターの種類を変えたり、かかり具合を
変更すると良いでしょう。
ステレオディレイ | シンセ音色+ステレオディレイ |
コーラス | エレクトリックピアノ音色+コーラス |
ロータリースピーカー(レスリー) | オルガン音色(ハモンド)+ロータリースピーカー |
ディストーション | ナチュラルギター音色+ディストーション |
また、ソフトシンセ、AS、シンセサイザーのマニュアルの音色表の中に、
音色に対してどのコントローラーを使うべきか書いてある事が多いですから
よく読んで音色に対する理解を深めると良さそうです。
応用
・特殊なコントローラー
シンセによってはNordLeadのように特殊なピッチベンダーが付いているときがあります。
ビブラートもピッチベンドの要領で手動でかけます。モジュレーションはフィルターなどをアサインします。
・地味にアンサンブルの中でパッド音色を弾いていく
シンセサイザー演奏では、バンドサウンドの中などで、パッドサウンドを使って空間を包み込むアプローチを使いかます。主にASを使います。
・スーパーソウで存在をアピールする
シンセサイザーと言えば、スーパーソウと言えるぐらい、現在は、エレクトリックギターと同じぐらいの強烈な音が出るようになりました。そのためバンドサウンドの中でも存在をアピールする事が可能になりました。ASでも良いのですが、出来れば本物のシンセサイザーの方が良いでしょう。
・ピアノとして使う
主にASのピアノサウンドを使ってバンドサウンドの中で活躍させます。ASのピアノサウンドは豪華な音以外にも、JD-800風のパンチのある個性的なサウンドを使った方が良いときがあります。
・リード音色でソロを決める
シンセサイザーで定番のリードサウンドです。ポルタメントを十分に利かすことでバンドサウンドの中で
定番のアプローチが出来るでしょう。
ASでも良いのですが、出来れば本物のシンセサイザーの方が良いでしょう。
・ブラス音色で管楽器の代わりをする
主にASのブラスサウンドを使って管楽器の代わりをします。バンドサウンドの中でかなり有効です。
・ストリングスの音色で弦楽器の代わりをする
主にASのストリングスを使って弦楽器の代わりをします。バンドサウンドの中でかなり有効です。
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- 最終更新:2012-03-14 09:47:36