特集MOXF6/MOXF8
YAMAHA MOXF6/MOXF8(エムオーエックス)
注:画像はMOXの時のものです。
MOXF6/MOXF8はMOTIF XFの音色を継承した741MBの大容量オーディオシンセサイザーです。CubaseAIも付属しています。ライブハウスや屋外に持ち出すにも軽量なので女子でもギターと同じぐらい手軽に持ち歩けそう。
MOXFはDAWやソフトシンセの鍵盤&コントローラーとしてもすごく活用できそう。上手な演奏にはペダルも組み合わせた方が良さそう。もちろんMOXの内蔵音源も演奏&コントロールできますよね。さらにVCMエフェクトやREV-X(リバーヴ)のクオリティはとても高くオーディオシンセサイザーの音色が透き通って聴こえますよね。
オーディオインターフェイス MIDIインターフェイスを本体に内蔵している
加えてオーディオインターフェイスとMIDIインターフェイスが本体に内蔵されているので、昔のSC-88の始まりの時期のように、パソコンとケーブル一本で手軽につなげるだけで、幅広くいろいろな人達が扱えそうな素晴らしい製品だと思います。
オーディオシンセサイザーに、オーディオインターフェイスとMIDIインターフェイスがセットになっていれば、別途、改めてインターフェイスを用意しなくてもそのまま昔のMIDIスコアを扱っていた感覚でオーディオもMIDIスコアも扱えてしまうわけですから便利ですよね。
DAWと組み合わせるとまるで太古のフェアライトのようですが、CubaseAIと組み合わせれば、その性能はフェアライトの100倍ぐらい高性能なのです。 CubaseAI自体も最初のCubaseVSTの10倍ぐらい高性能で快適かつ軽快に動作しますから凄いですよね。
歌やエレクトリックギター、その他楽器が本体からDAWに録音できる
さらに歌やアコースティックギターなどもMOXF本体にマイクをつなげるとDAWに録音でき、エレクトリックギターやベースも同じように録音できてしまします。
これなら、ドラムを鍵盤やドラムパッドなどでMIDIプログラミングすれば、デジタルバンドがDAWで出来てしまいますよね。鍵盤が弾ければ、オルガン YAMAHA YC-3Bもおまけでついて来るのでプログレッシブロックやR&Bも出来てしまいます。
MOXとDAW(CubaseAI)の設定
1.
付属のUSBケーブル一本でMOXとパソコンをつなぐだけです。簡単ですよね。そしてMOXにスピーカーもつなぎます。
2.
まず、マニュアルをよく読みながら、付属のデータDVDからCubaseAIをインストールします。そしてYAMAHAのMOXFサイトからオーサライズします。オーサライズするとCubaseAIがMOXFとパソコンがUSBケーブルで接続されている状態のみで動くようになります。ドングルのようなものです。
そしてUSB AUDIO/MIDIドライバもYAMAHAのMOXFサイトから入手できるので、インストールします。そうする事でCubaseAIとMOXFが快適に動作するようになります。
製本されずにPDFでより詳しいマニュアルが提供されていますので、よく読んだほう良さそうです。
3.
YAMAHAのMOXFサイトからDAWのリモートコントロールのための、MOXF6/MOXF8 Remote Tools。MOXFの音色エディットのための、MOXF6/MOXF8エディターVST。ソフトシンセPrologue、YC-3B(オルガン)もインストールします。
4.
さらに詳しい使い方は、マニュアルをしっかり読むとわかってくると思います。楽器メーカーさんは親切ですよね。
また、MOXFの鍵盤からDAWのMIDIトラックを通してMOXFの内臓音源を鳴らそうとすると二重で鳴ってしまうので、ローカルオフの設定(クイックセットアップ?)を必ず行いましょう♪ そこからMOXFをソングモードにすると、MOXFを16パートの音源としてDAWから使う事ができるので活用するべきだと思います。
DAWとMOXFエディターの連携
MOXFの音色をどうしてもエディットしたいときに、MOXFエディターのVST版がCubaseと統合できて凄く便利だと思います。
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- 最終更新:2013-12-06 10:00:55