特集BT

現代のシンセヒーロー2 「BT」

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世界のシンセサイザーウィザードとして名をはせる
BTについて特集していきます。BTもまた世界のシンセマスターの一人です。
BTもまた海外のバークリー音楽大学出身です。

日本での知名度はとても低いですが、海外での知名度はとても高いです。
世界ではシンセサイザー=BTであり、狭い島国の日本だけが違うのです。

特集BT

ラップトップシンフォニー

BTは、ノートパソコンを使った、ラップトップシンフォニーでの
ライブスタイルが印象的です。
使用ソフトは、Ableton Liveです。

live9.png

日本にも時々訪れライブを行っています。
その他、シンセサイザーやピアノを演奏したり、
ギターを演奏する時も海外ではあるようです。

また、曲の映像で、歌を歌って踊っている事でも有名です。

そのマルチさは、世界のミュージシャンのトップクラスの実力であると
言えるでしょう。

ノートパソコンを使ってライブを行う方法は
いまや海外ではポピュラーになってきています。
それはBTが世界に与えた影響が大きいのでしょう。

マルチなサウンド

BTの基本的なサウンドは
プログレッシブハウス・トランスのミュージシャンですが

エレクトロ
ニュースクールブレイクス
Hip-Hop
クラシック
ジャズ

など、いろいろなジャンルを横断することができる才能を持っています。

やはりバークリー音楽大学出身ですから
クラシック・ジャズをやっても上手だということです。

世界的には、クラシック+プログレッシブハウスと両方出来て
トップクラスのDAWクリエイターと言えるでしょう。

海外ではそれぐらいは標準であり、当たり前の実力です。

Logicとスタッター

BTといえば、スタッターサウンドが有名です。
手動では、難しく手間のかかる高度な技術であり。
まさにシンセサイザーウィザードと呼べるものです。

そのサウンドは、まさにスタッターというべき連続した音の発音によるものです。
それが緻密に積み重なり、カッコイイサウンドに生まれ変わるのです。

その制作過程を日本ではあまり見られていない映像で見ることができます。
使用DAWはLogicです。

緻密な製作過程


最近は、それをより簡単に行えるプラグインも発売されています。

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iZotope Stutter Edit

ぜひ使ってみると良さそうです。

使用しているソフトシンセ

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REASON

最初期からある温故知新のDAWですが、
どちらかと言えばシンセサイザーラックです。
最近RackExtentionにより、よりたくさんシンセを追加できるようになり、
再評価された。

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Alchemy

BTが使用したこにより一気に注目されたソフトシンセです。
いろいろな事ができる究極的なシンセ。

NEXUSやSynthMasterも当然使っているそうです。

使用しているハードシンセ

Roland JP-8000

「JP-8000は、最高のシンセサイザー」と評するぐらい
使用された一台。むしろ海外で人気のあるシンセです。

ALESIS Andoromeda

など。JP-8000だけでなく、Andoromedaの使用も印象的です。
現代のテクノロジーで昔の電気式を安定させたシンセサイザー。

などをよく使用しています。

その他の使用機材には、

Virus
Roland Juno-106
Korg MS-2000
Korg Triton
YAMAHA DX7

などが有名です。

C Sound

また、C Soundを使ったC言語による音楽作成にも挑戦しています。
コンピューター言語を使った、音楽制作やシンセサイズです。

それは、またソフトシンセを作るReaktorともまた違った技術です。
技術自体はかなり昔からありますが、

注目されたのはBTが使い始めたここ最近です。

また最近は、REASONやLiveだけでなく、fruity studioも再注目されてきています。

asaw.jpg
BTの最新作A Song Across Wiresは驚異的なトランス・エレクトロハウスになっています。
日本での知名度は低いですが、ぜひ聴いてみてください。
世界最高クラスの実力がどういうものかわかると思います。

日本のメディアで、もてはやされている"なんちゃって”のものとは雲泥の差だと思います。

(C) このページの文章はすべてEOS (イーオーエス)が著作権を保有します。スクリーンショットもEOS (イーオーエス)が制作しています。

  • 最終更新:2018-06-30 17:42:09

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