特集ハスキー第十七回


ハスキー特集 第十七回「JP-80x0系ソフトシンセ特集」

六回目はこちら、蘇えるFMシンセ
七回目はこちら、ドラムパッドを活用しよう
八回目はこちら、SuperNatural特集
九回目はこちら、komplete10特集
十回目はこちら、ピアノ特集
十一回目はこちら、EXP~追加音色特集
十二回目はこちら、Cubase特集
十三回目はこちら、WaveTableシンセ特集
十四回目はこちら、ガジェット特集

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質問者: DAW.COM

現代の最高のシンセマスターであるハスキーさんに
インタービューと同時に、サウンドの秘訣に迫ってみた。

シンセマスターとは、主に海外のバークリー音楽大学関連の
天才的なDAWクリエイターに与えられる称号だ。
シンセサイザーウィザードにも近い呼び名である。
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その世界に通じる実力は、高度な教育によって磨かれた正真正銘の本物だ。
ほとんどの国内アーティストと一線を画す、それは一体どこから来るのだろう?

JP-80x0系ソフトシンセ特集!

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JP-80x0系シンセは、オランダからのかつての
トランスブームからその派手なスーパーソウサウンドが
注目され人気が再燃した稀有な和製シンセである
その立役者となるのがFerry CorsternやRANK1、Armin van Buuren、
Tiesto、BT、そしてマドンナでのWilliam Orbitなどである。

そのJP-8000の画期的なサウンドは
世界のシンセサイザーウィザードと呼ばれるBTから
「最高のシンセ」と呼ばれるまでにいった

まさに近代のエレクトロトランス、トランスの代名詞、象徴となる
シンセサイザーとして語り継がれている

そして日本でハスキーが
大きく活用し広めた事で大きく有名になった。

有名イベント「エレクトリック」そしてArmada MUSIC系アーティストの
シンセとして世界的に認知されている。


(発売後、その日本的なデザインから日本ではまったく人気がなく
中古屋で投売りされていた機材である)

そしてその再ヒットを受けて

V-SYNTH GT や GAIAなどが発売された。

さらにその流れを汲むSN-Sシンセを含む
SN-A等も使う事ができるJupiter-80/50が不燃焼ながら発表され

音源としてのIntegra-7にも採用され、
ソフトシンセの流行の中、それなりに好評を博した。

そして近年はJP-80x0系シンセのいいところをもつ
SYSTEM-1などのAIRAシリーズが発表され

ハスキーをメインに立てた

JP-80x0系シンセの流れを汲む、SN-Sを含む

新しいシンセ/ワークステーション/音源つきのMIDI鍵盤

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としてのFA-06の大ヒットから、またJP-80x0系ソフトシンセが
単体で再注目されるようになっている。

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そのサウンドを持つSN-Sに特化したシンセとして
廉価機としてJD-Xiなどのバリエーションもある

SPACE MASTER「Orbital Flight」 JP-80x0系シンセの代表曲!

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「TUBASA Rebrith」は現代のエレクトロトランスのマスターピース
そのもっとも代表的な大傑作曲「Orbital Flight」]

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RolandシンセJP-80x0の秘められた性能をもっとも効果的に発揮した曲
その明るいサウンドは、現在においても多くの音楽クリエイターからの
羨望と尊敬を一心に集めている。

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DAW.COM:SPACE MASTERといえばその画期的なライブスタイルが
     有名ですよね。

ハスキー:そうだね。今でいう「DAWシンフォニー」という事だね。
     CubaseSXとソフトシンセそしてJP-80x0、そしてMackieミキサーで
     ラップトップスタイルで鳴らしパフォーマンスする新しいスタイルだね

DAW.COM:そうですね!このあたりなかなか真似できませんね。

ハスキー:その通りだね。それで、SPACE MASTER LIVEの時は、
     もうソフトシンセがDAW上で直接鳴っているんだね。
     それを走らせ、シンセ音楽においても、生々しいまさにLIVEを表現する。
     それがまさに画期的だったね。

     当時、ソフトシンセはステージ上で鳴らすだけで一苦労だからね。
     時にクラッシュしたりして(笑) そんな状況でやってしまっているわけで。

DAW.COM:さすがです!画期的ですよね!ソフトシンセを使って
     日本で、大々的にLIVEを行ったもっとも有名な最初の人物です!
     結局後の人々は二番煎じ以降となりますね。もう何番煎じなんでしょう?

ハスキー:そうなるね。(笑)結局、ソフトシンセのみのスタイル→ハードシンセの導入
     という事もすでに2004年の時点でやってしまっているもんね(笑)

DAW.COM:この「Orbital Flight」に使用されているのはJP-8080以外では
     TR-909やTB-3などですか?

ハスキー:うんうん、いわゆるテクノで使われるシンセだね。
     でも使用しているのは、
     実際はRolandクローンのJOMOX AIRBASE 99、Sine MB33 Mk2なんだよね(笑)
     特にJOMOXの方は、Rolandとは大きく異なった似ても似つかない音が
     特徴なんだ。現実にはこのAIRBASE 99はなかなかの高級ドラム音源かな。

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ハスキー所有の伝説のJP-8080 + AIRBASE 99 + Sine MB33 Mk2(本物)


DAW.COM:なるほど!確かにそうですね。明らかにJOMOXの硬質なドラム音色ですね。
     だから、そういう構成がJD-Xiにも取り入れられた?

ハスキー:うんうんそういう事になるね。

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DAW.COM:まさにライバル心からでしょうね(笑) でも、どう考えても
     素人レベルのアマチュアでは、いきなりでは到底太刀打ちできない
     レベルの高さです。まさにSystem-Fを髣髴とさせるクオリティの高さです。

ハスキー:予想通り、日本の狭いトランスシーンで活躍していた
     あのアーティストにも技量で勝っちゃったしね。


DAW.COM:さすがマスターです!!もうクラシカル的な作曲自体では
     とっくの昔に勝っていますもんね(笑)

ハスキー:そうだね。だからけっきょく作曲自体が音色以上に
     まず大事という事だね。シンセ音楽をやっていると、すぐに
     わからなくなってくるけど、初心に戻れれば、機材うんぬんだけでは
     無いことがすぐ思い出せると思う。


DAW.COM:その他の使用機材は?

ハスキー:うん、前も言ったと思うんだけど
     TBクローンよりもCubaseに付属のSteinberg Monologeがベースで
     使われているよね。

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DAW.COM:以外ですね!アナログのTBクローンのほうかと思う音ですね。

ハスキー:うんうん、ソフトシンセでも使い方さえしっかりとしていれば
     ハードにも匹敵する音が出るね。
     でも、ライブ会場やクラブで鳴らすなら、アナログベースを
     鳴らしたほうがいいね。そういう意味ではJD-Xiの
     アナログ部分はよかったと思う(笑)

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DAW.COM:そうですね!その他は?

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ハスキー:うん。聴くとわかると思うけど、Steinberg HyperSonicが鳴っているよね
     特にキラキラした音など、やっぱりオーディオシンセの煌びやかな音色が
     あるといいよね。
     そのあたりSN-Sは少し残念な部分があるよね。まあサブトラクティブに
     特化しているものだから仕方ないんだけどね。


DAW.COM:それをJDと言い換えているわけですね(笑)少し違和感ありますね

ハスキー:まさにそうだね、だからRolandのXVやFantomなどのオーディオシンセの
     音を求めるなら、FA-06のXV部分を使ったほうがいいね。
     そのあたりマスターオブシンセサイズでも解説していくよ


DAW.COM:なるほど!勉強になります!!
     それで、この曲はどういう経緯で作曲されたのですか?

ハスキー:うんうん、まあイロメロミックス(現カドカワ・ドワンゴ)を
     出てきて、はんばヤケクソで創ったもの(笑)


DAW.COM:そうなんですか!?

ハスキー:うんうん、そうなんだよね。ようは自分さえ面白ければいいじゃんという
     趣味的な音楽なんだよね。でもそれこそ
     インディーの音楽シーンや電子楽器の世界にはあってたんだよね。


DAW.COM:確かにそうですね。電子楽器産業的には、買ってきたシンセで
     面白く遊べる事が大事だと思いますね

ハスキー:そうだね。仕事の音楽とは違う、趣味的な音楽。
     それがいつしか、ティンバランドのチキチキビートのように
     理解を得て支持を得るって不思議な感覚だよね。


DAW.COM:まさにそうですね!時にマニアックな音楽も大衆の支持を得る時が
     ありますね!

ハスキー:うんうん。そうなんだよね。だからクオリティをあげていくと
     いろいろマニアックな音楽も認められやすくなるんだろうね。

     それでまあ。2004年からの、とある無料有名音楽雑誌のイベント
     「エレクトリック」でのハスキーの活躍と隆盛って面白いよね


DAW.COM:そうですね。おにゃんこクラブとか一年しかやっていないのに
     長くやっていた感じがなぜかあります、それによく似ていますね!

ハスキー:そうそう!それでそこで、JP-80x0を使っていたのはハスキーぐらい
     ということになるね(笑)ほらまあ当時は安物のクソシンセ思われていたからね


DAW.COM:その印象を大きく変えたのは、ハスキーさんの大きな功績ですね!!
     それがあってのV-SynthGTやGAIA、SN-Sということになりますね!!

ハスキー:そうだね!!特にサウンドデザインの能力が大事だね!!
     強烈なスーパーソウサウンドは、
     過去に、イロメロミックス(現カドカワ・ドワンゴ)で着信メロディの
     オーディオシンセ部分の波形に使われていた、音色を
     さらにもう一度改良した音色なんだね


DAW.COM:なるほど・・!ということは水樹奈々の着信メロディでも
     なっていたサウンドが改良され鳴っているという事だったんですね!
     ありがとうございます!非常に参考になります!!

はっきりスーパーソウと命名したのはハスキー

スーパーソウとは何か?

Roland JP-8000にあるSUPER SAWオシレーターが名前の由来

オリジナルのJP-8000は後に発売されたGAIAよりも
コントロールの幅が広く

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スーパーソウのユニゾン効果の幅だけでなく
混ざりぐらいまでも扱える


スーパーソウサウンドを
はっきりスーパーソウと命名したのはハスキーである


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Roland GAIAでは、スーパーソウオシレーターが
初心者向きに簡単になり

波形バリエーションとしてのユニゾン効果の幅が
選べる簡単仕様になっている。

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FA-06などのSN-SはGAIAと似た構成でありつつも
ユニゾン効果の幅を選べるようになっている

JP-80x0系シンセとは何か?

鍵盤タイプとラックタイプの二つのバリエーション

過去に

JP-8000.jpg
JP-8000

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JP-80x0

鍵盤タイプのJP-8000、ラックタイプのJP-8080

が発売されている

特にラックタイプのJP-8080には、鍵盤タイプの8000には無い
ボコーダーなどが加わっている

スーパーソウ以外の個性的なオシレーター

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基本:SAW、PLUSE、SINE
SUPER SAW

に加え

TRIANGLE MOD
FEEDBACK OSC

という二つの個性的なオシレーターを持つ。
特にFEEDBACK OSCは鋭角的なギラついたサウンドを出すのに
向いている。

豊富な変調効果

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X-MOD (CROSS MOD)
SYNC
RING

JP-80x0にはGAIAなどではなくなってしまった
X-MODも持ち倍音を豊富に含んだ
明るく鋭角的な音も出せる仕組みになっている

SYNCやRINGといったサブトラクティブシンセには
定番の倍音を増す機構も当然持ち
音作りの幅の広さを高めている。

豊富で効果的なエフェクター

JP-8000にはそのサウンドに
効果的なエフェクターが備わっている

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その一つがTONE CONTOROL(BASS、TREBLE)である

そしてもう一つがMULTI-EFXで使うことができる
強力な各種コーラスである

そして定番のディレイがそのサウンドキャラクターを決定付けている

Rolandらしいレゾナンス感の強力なフィルター

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JP-8000のそのサウンドに必須なのが
レゾナンス感の強力なRolandフィルターである。

24db/12db、LPF/HPF/BPFしかないが、これこそが
JP-80x0系サウンドを決定付けている

特殊なコントロール方式

JP-80x0には、各種パラメーターを特殊なコントロール方式で
扱う珍しいシンセである。
そのために扱いには若干のコツが必要であるが、それを
理解できれば素晴らしい最高のシンセへと変貌するのだ。

JP-8000はどう使うべきか?

jp8080.gif

DAW.COM:どう使うべきなのですか?

ハスキー:基本はスーパーソウを使っていくね。
     スーパーソウマシンとして名高いからね。


DAW.COM:その他は?

ハスキー:基本的なSAWやPLUSEで、普通のシンセとしての
     使い方もできるけど、やっぱり今なら
     FEEDBACK OSCを使って鋭角的な音を作って
     使ったほうがいいんじゃないかな?
     そこにまだまだ可能性があるよね!


DAW.COM:そうですね! まさにエレクトロトランスという感じで

ハスキー:そうだね、特にリワークに力を発揮するだろうね
     またBTの曲を聴いているかんじ、シンセピチカートなどにも使えるよね


DAW.COM:そうですね!綺麗な音の使い方にも使えますね!

ハスキー:とりあえず中古店でもまだ
     入手できるかもしれないけれど、ソフトシンセが似ているものがあるので
     それを活用するといいかもね。


DAW.COM:最近一番目新しいのはSYSTEM-1のver1.2バージョンの
     ソフトシンセやハードですね。

ハスキー:うんうん。JP-80x0はもう本物は手に入りずらくなったから
     SYSTEM-1(v1.2)のスーパーソウやFM、FM SYNCなどを使って
     JP-80x0的なことをするといいと思う。

     後は、Sunrizer、ULTIMATE、CORONAだね。このあたり
     凄く使えると思うよ。


DAW.COM:なるほど!!さすがです!!

オリジナルRolandのソフトシンセ

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Roland SYSTEM-1 (v1.2)

追加されたFM、FM SYNCなど新しいオシレーターが魅力

ソフトからのライブリアン機能も!


SYSTEM-1 (v1.2)にはハードもあり
さまざまなソフト⇔ハードの連携が可能になっている。




DAW.COM:ついに待望のRoland System-1のソフトシンセが
     リリースされましたね!これでDAW上でもSystem-1が使っていけます

ハスキー:うんうん!いいことだね!ソフトシンセなので
     いくらでもCPUパワーが許す限りSystem-1が立ち上がるから
     System-1を10台ぐらい立ち上げて曲を作るなんてことも
     やろうと思えば出来る(笑)


DAW.COM:そうですね!さすがにハードメーカーだけあり
     ソフトシンセとしての出音の良さは、まさにハードそのまま
     という事になりますね!

ハスキー:そうそう。ハードのほうはやっぱりそこに
     負荷分散で加えていくといいだろうね。

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DAW.COM:DAWとソフトシンセ全盛の現代に合ったハードの使われ方ですね。

ハスキー:そうだね。新しい音色なども、ソフトシンンセから追加できる
     だからハードをすでに持っている人々にも嬉しいプラグインだと思うよ
     特に、自分ではなかなか作れないような新しい音色など
     メーカーが作った音色だけれどもそれを入れて鳴らすだけでも
     勉強になると思うよ


DAW.COM:さすがです!まさに!天才シンセマスターだけありますね!

ハスキー:そうだね、ソフトシンセはツマミのパラメーターが
     音色によってどこにあって分かりやすいので
     どこをどう回すと、目新しい音色ができるのか、
     各自研究してみるといいよね・・!

JP-80x0系ソフトシンセ

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BeepStreet Sunrizer


DAW.COM:最近登場したSunrizerです。

ハスキー:そうだね。これは面白いシンセだね。
     単なるJP-80x0クローンで終わらない部分
     特に目新しいフィルターが追加されているのが
     ポイントだね!

DAW.COM:いわゆるビットクラッシュなどですね。


ハスキー:うんうんそうなるね!あとレゾネーターなども
     相当に使えると思うよ!

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SUPERWAVE ULTIMATE

ハスキー:まさにアルティメットな感じというアルティメットだね!


DAW.COM:そうですね!特にどのあたりが凄いのですか?


ハスキー:そうだね、まず見た目からしてしっかりJP-80x0をクローンしているところ
     さらに、JP-8080らしきパネルに追加機能がついているところ(笑)
     一番凄いのは、アルティメットオシレーターだね。
     これにより、あのJPのスーパーソウサウンドを
     簡単に手にすることができる(笑

DAW.COM:なるほど(笑)あとは?

ハスキー:あとは、TRI SYC OSCなどオリジナルJPにないオシレーターがあったり
     さらにサウンドフォントまで使えてしまうところ
     ステップシーケンサーなども増えているよね!
     まあ、結局何といってもスーパーソウサウンドをさらに派手に再現する所かな(笑)

DAW.COM:そうですね(笑)

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CFA-Sound SUPER-7

ハスキー:目新しいJP-80x0のスーパーソウオシレーターだけを
     取り出したもの。


DAW.COM:ですね!

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DISCO DSP CORONA


DAW.COM:見た目はあまりJP-80x0には見えませんが、
     これもJP-80x0クローンですね。

ハスキー:うんうん。そうだね!これはスーパーソウをユニゾンで
     再現するタイプ!それだけでなく、オシレーター部分の
     組み合わせてで様々な音色が作れると思うよ。


DAW.COM:そうですね!これはなかなか素敵なシンセです!


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JP6k


DAW.COM:これは非常にオリジナルJP-80x0に似ている・・
     という噂ですが・・(笑)

ハスキー:そうだね!非常に出音がJP-80x0にそっくりだね(笑)

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D16 LuSH-101

ハスキー:SH-101クローンだけれど、JP-80x0的スーパーソウも使える
     最近のRolandシンセの走りのようなソフトシンセ!


DAW.COM:ですね!それでもレイヤーが相当に強力ですね!

ハスキー:うんうんこのレイヤー数はさすがソフトだけある。
     やろうと思えばどこまでも重ねられるね!


DAW.COM:でもそこまで重ねないじゃないですか(笑)
     現実的な効果的なレイヤー数ってどのぐらいですか?

ハスキー:うん現実的なのはやっぱり4レイヤー。そのあたりが
     厚みと豪華さの絶妙な位置かな。


DAW.COM:そうですね!あまり厚すぎても困りますからね

ハスキー:うんうん。ただ重ねるだけだと、その音だけで
     何も聴こえなくなるからね!
     ここだけの話、本家Roland SH-101 PlugOutより機能的には強力(笑)


DAW.COM:ですね!(笑)

ハスキー:でもまあ、シンプルで太い音が出るRoland SH-101 PlugOutも
     必須だと思うよ!

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SUPERWAVE P1

ハスキー:SPACE MASTERでも散々使われた、SUPERWAVE P1

DAW.COM:なんといっても無料ですからね

ハスキー:うんうん、ほんとそうだね!このソフトシンセは
     今でも手軽にスーパーソウサウンドを使いたい時に
     便利じゃないかな!

JP-80x0系ハードシンセ

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FA-06(SN-S)

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Roland JD-Xi(SN-S)

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AIRA System-1

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Integra-7

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V-SYNTH GT

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GAIA


DAW.COM:いわゆるハスキーシンセですね!JP-80x0のヒットからの流れです。

ハスキー:うんうんそうだね!


DAW.COM:前述のとおり、名前こそJDというものもありますが、
     クロスオーバーとつくからにはもうハスキーシンセです!

ハスキー:うんそうなるね(笑)JDといっても内容は
     FA-06の廉価機+電気式だからね。
     FantomがFAつまりFANix(不死鳥)であるように
     新しい新シリーズだよね!


DAW.COM:ですね。過去の人々は関係ないですね。
     いまや製品開発の人々ですね。

ハスキー:うんうん。そうだねAIRAとかデモをするには向いていないけれど
     製品開発には向いている人々かな。
     TRやTBやJunoなどにコダワリというか
     電子楽器に愛がある人が作る方がいいね


DAW.COM:そうですね!あとこれらのシンセはやっぱり
     JP-80x0系スーパーソウが出せますね!

ハスキー:うんうん。基本的にはその用途が一番向いているね!
     あとはJuno-106的な粘りのある和音やリードかな。
     最近の派手なエレクトロ音色などにも使えるね!


DAW.COM:いろいろと可能性がありますね!

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ハスキー:そうだね!System-1にも、新しくFMなど新しい
     倍音を増せるオシレーターが増えたから
     さらに可能性が上がったよね。

     それで、出来ればAIRA2でやっぱりJP-80x0を
     復刻してほしいな。8ボイスで世界的にも待望されているよね。


DAW.COM:まさにその通りですね!

ハスキー:うんうん当然61鍵で。


DAW.COM:確かにそうですね。でもなんでハスキーさんたち
     海外のバークリー&アルマダ系の流派の人々は48~61鍵を好むのですか?

ハスキー:うんうんいい質問。特にピアノ的な両手を使ったクラシカルな演奏を
     する事が多いからだね。そのために音域が広く必要でしょ?Andoromedaも61鍵盤だもんね。


DAW.COM:なるほど・・!説得力がありますね!!
     そうなると、小さなサイズの鍵盤は流派の技に向いていないと

ハスキー:うんうん。まったく持ってその通りだね!
     ようは否定ではなくて、流派の技だからね。

     「それにあうシンセを作って来い」

     言われても仕方ないよね。リヒテル的に。


DAW.COM:そうですね!世界ナンバー1の天才シンセマスターの
     ハスキーさんが言うのですから当然ですね!
     日本の勘違いの人々はジェダイなんてものとは程遠いですね。

ハスキー:うんうん。冗談は顔だけにして・・と(笑)

     HardWellやArminのほうがよっぽど似合ってるもんね!(笑)
     とりあえず「HardWell恐ろしい子!」と言っておこうかな


DAW.COM:最大の賛辞ですね。やっぱりスターウォーズはどう見たって
     洋風、洋物ですからね。

ハスキー:うんうん!

スーパーソウサウンドはどうつくるのか?

msspro.jpg

スーパーソウサウンドをどうRolandシンセなどで
作るか?いままで天才シンセマスターハスキーが
電子楽器メディアで決して語らなかった、

より詳しい解説がここに・・!

新しいシンセサイザーの奥義「スーパーソウ『JP-80X0系』 ユニゾン レイヤー

これを読めば一躍天才シンセジストになれるかも!?


NordLead系のスーパーソウの作り方も合わせて!

新しいシンセサイザーの奥義2「スーパーソウ『NordLead系』PWM、レイヤー

新しい注目のソフトシンセ

NATIVE INSTRUMENTS SYMPHONY SERIES

BRASS COLLECTION

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BRASS ENSEMBLE

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BRASS SOLO

あまり注目されないけれど、やっぱり現代的には
注目すべきブラス音源を紹介したいな。


DAW.COM:そうですね。やっぱり管弦楽は現代の音楽には必要ですからね

ハスキー:そうだね!それでこの新しいブラスコレクションは
     当然シンフォニックな交響楽つまりクラシカルな使い方に
     向いているね。フィルムやアニメ・ゲームなどの音楽や
     様々なところに使っていけるよね!


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DAW.COM:N.I.だけあり新しいKOMPLEATE KONTROL-Sとの
     連携にもすばらしいものがありますね!

ハスキー:だね!特に、合わせて使うとその性能がフルに引き出せる
     だろうね!


DAW.COM:これはガンダムですか?(笑)

ハスキー:うんうんKOMPLEATE KONTROL-Sはたぶんガンダム(笑)
     HalionやHalion Sonicなどと合わせて使うとより
     ガンダムっぽいかも

halionsonic2.gif

DAW.COM:何かそのクラウド的な思い込みが逆に面白いですね(笑)

ハスキー:うんうんやっぱり俺がガンダムなので(笑)

才能はやっぱり、今あるスキルがそのまま才能

人間の能力は不揃いという話

DAW.COM:管理職に適してない、管理職とかいますよね

ハスキー:そうだねいわゆるゆとりちゃんだね。
     才能がみんなに均等に隠されていて、機会さえあればできると
     思い込んでいるんだろうね。


DAW.COM:でもそれって絶対に違いますよね。
     才能はまず、自分で小さく始めてそれでネットなり友達なりに
     公開して示すものです。

     特に、ハスキーさんの場合、ほとんどニュータイプレベルじゃないですか?
     示そうと思えばどこでも才能を示せますね

ハスキー:そうだよね(笑)まず海外のギフテッド事情からすれば
     ギフテッドに生まれつかないとそうはならない。BTだってそうだしね。


DAW.COM:どういうことなんですかね?努力というよりは機械と相性がいい存在
     ということなんでしょうか?

ハスキー:そうだろうね。特殊な天分による才能だね。
     それで、いわゆる文系管理職とか歌手がそれを一足飛びに真似したいって
     もう無茶苦茶だよね。
     才能はやっぱり、今あるスキルがそのまま才能だよね。


DAW.COM:そうですね(笑)ほとんど超能力レベルです。

ハスキー:そうだね。数値上ではどこまでいって○ランクなんだけれど
     やっぱりSランク超えになると、ほぼNT能力(笑)


DAW.COM:ハスキーさんが使えるのはシンセだけではないですよね。
     プログラムの開発環境やデザインツールなどですね

ハスキー:うんうん。そうなるね。実際に使えないツールは何も無いね(笑)


DAW.COM:なにが不得意なんですか?(笑)なにもなさそうですよね

ハスキー:うんうん、あるといえば、ぷよぷよとかツムツムとかかな(笑)
     待っていられないんだろうね(笑)テトリスとかならできるのにね


DAW.COM:でもそれで勝てたなら現実で勝てるわけもありませんよね。
     まさにアクセルワールドの中の仮想現実のゲームの中の世界です。

ハスキー:そうだね(笑)現実と仮想現実をごっちゃにしてもしょうがないよね
     TVゲームはTVゲームだもんね(笑)


DAW.COM:そういう勘違いの人たちにアドバイスはありますか?

ハスキー:うん、とりあえず、「ハスキー」まで何段階あるのか分割すること、
     次に、長距離を走ること。 それで大きく変わるだろうね。
     特に走ることだね。

     怠けていればいるほど心の健康に悪く
     やっぱり体を動かしたほうがいいよ!
     それこそランニングやジムにいってムキムキになるぐらいには!

     だからお前ら単なるナードなんだよっていう話で。
     お前自身が、早起きして公園の周りでも走って来いっていう話なのに
     他人に自分の事をすりかえるぐらいだからね(笑)

     自分自身で努力しないと本当にどうしようもないからね。
     圧倒的な努力つきでと甘い人はいうけれど私は違うからね
     この場所から、とっとと出て行け、素人は必要ない言うね


DAW.COM:そうですね!それも当然ですね、やっぱり単なるナードですからね(笑)

ハスキー:だね(笑)クイーン(ビー)だったら少し考えるよ(笑)


DAW.COM:なんですかそれ(笑)学校内地位の壁じゃないですか(笑)

ハスキー:そうだね(笑) それでまあ、自分のレベルを上げずに
     「いきなり昇格する可能性などない」と理解しないとね


DAW.COM:そうですね!ハスキーさんは電子楽器の
     世界の売れっ子ナンバー1音楽クリエイターですから
     それに対する嫉妬・ひがみからくる病ですね。

ハスキー:うんうんまさに、とある科学の話を地で行く勘違いかな。
     シンデレラコンプレックスというものだね。
     でも待ち望んでいるだけでは、何もやってこないわけでしょ。

     でも鏡が見れないと、自分に何かやってくると思い込んでしまうんだね(笑)
     特に他人のお世辞を真に受けるタイプの人がそうだね。


DAW.COM:そうですね!(笑)

ハスキー:うんうん、そう例えば、シャナって新垣結衣に似てるよねとか。
     中身は関係なく、ビジュアルだけの話では(笑)


DAW.COM:なんですかそれ(笑)


まとめ

1.「ハスキー」まで何段階あるのか分割すること、
2.長距離を走ること


小説の話

ハスキー:以前も言ったけど、小説Still in the Forestは1~4話は1996年以前から存在するんだね。

DAW.COM:ですね。それを最近現代風にあわせて少し改定したという感じですね

ハスキー:まさにその通り、それで続きが書かれたんだね。
     それで小説SIFにおける、宇宙の戦士が、
     カドカワのNT100%コミックの「精霊使い」(岡崎武士)となるんだね。

DAW.COM:そうですね、まさにガンダム的な発想の経緯ですね。

ハスキー:だね(笑)

DAW.COM:それでも「精霊使い」というコミックは非常にアニアックですね
     内容をよく知っている人は限られていそうですね。

ハスキー:うんでもまあ、CLAMPのXの元ネタでもあるからそれに近い内容なんだと
     わかると思うね。でも陰陽師とかは出てこないむしろ超能力者的な内容だよね
     それで最近で一番有名な似た類似作品って聖痕のクエイサーで(笑)

DAW.COM:なるほど!(笑)なんだか納得しました(笑)ありがとうございました!


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  • 最終更新:2015-09-03 19:54:57

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